フランク・ロイド・ライトが設計した当時の帝国ホテル本館「ライト館」は、現在、愛知県犬山市の明治村にその玄関部分だけ移築されて残っていて、その姿に感じ入ることが出来ます。
擁壁には大谷石が採用されており、旧帝国ホテルの趣きある佇まいに一層の味わい深さを漂わせています。
大谷石には幾何学模様の彫刻を施し、レンガには櫛目を入れて、柔らかで華麗な外観を現出しています。
耐火性にすぐれる大谷石は、1923年に起きた関東大震災の惨状にも耐え、旧帝国ホテルを守り抜きました。
・淀川製鋼所迎賓館
・宇都宮聖公教会
・宇都宮カトリック教会 ほか